結納とは?両家の顔合わせ会との違いと事前準備

結納とは?両家の顔合わせ会との違いと事前準備

2021年01月08日

結納を行う意味や内容、準備などをご存知ない方は多いのではないでしょうか。近年では、結納の代わりに両家の顔合わせ会を行うカップルが増えてきています。顔合わせ会と結納のどちらを行うか、慎重に決めることが大切です。ここでは、結納の起原や種類、顔合わせ会との違いから事前準備まで詳しくご紹介します。

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結納とは

結納とは、婚姻関係を結ぶときに両家の間で取り交わされる日本特有の儀式です。男性側の家族から女性側の家族へ品物や現金などを納め、女性側の家族は食事でもてなします。ただし、婿養子のケースでは逆の形式になる場合があります。

また、結納の進め方や贈る品物や金額などは、関西式と関東式で異なります。

結納の起原

結納は、西暦600年ごろから行われていたといわれています。当時は、男性側の家族から女性側の家族へ着物や帯、酒などを贈ることが一般的でしたが、現代では結納金として現金を贈るのみで済ますことが多いようです。

ただし、結納に対する考え方は各家庭で異なるため、内容は慎重に決める必要があります。

両家顔合わせ会との違い

両家顔合わせ会は、結納と比べてカジュアルな雰囲気で行われます。両家の親睦を深めることを目的に、レストランやホテルなどで食事をします。このとき、結婚記念品として婚約指輪を交換する場合がありますが、必須ではありません。

結納金のような金品の贈呈は不要のため、結婚関連の費用を抑えたいカップルに選ばれることが多いようです。

結納の種類

結納には、「正式結納」と「略式結納」があります。それぞれの違いについて、詳しくみていきましょう。

正式結納

正式結納とは、仲人に両家の家を行き来してもらい、結納品を交わす形式です。仲人に酒肴料(しゅこうりょう)という形でお礼金を渡します。仲人と両家へ負担が大きい方法のため、現代ではほとんど行われていません。

略式結納

略式結納とは、女性側の自宅、あるいはレストランやホテル、料亭などに両家が集まり、結納品や結納金を受け渡す形式です。

仲人を立てた場合は進行役を任せることが一般的ですが、そもそも仲人を立てないケースもあります。この場合は、新郎の父親が進行役を務めるケースがほとんどです。

それでは、略式結納の流れをみていきましょう。

1.結納品を床か台座に置き、男性は向かって右側、女性は向かって右側に座る
2.男性側が結納品(品物や現金)を納める
3.女性側が目録を確認して受書を男性側に渡す
4.女性側が結納品(品物や現金)を納める
5.男性側が目録を確認して受書を女性側に渡す
6.婚約記念品を披露する
7. 結びの挨拶をする
8. 祝宴を行う

結納金を渡す場合は、黒塗りの盆や白木台にのせて渡すことがマナーです。

結納に必要な準備5つ

結納を行う場合は、当日までに次の準備が必要です。

1.結納品を用意する

結納品とは、品物と結納金のセットのことです。品物の数は奇数が基本で、一般的には9品目、簡略化する場合は5品目か7品目を用意します。また、縁起物の熨斗(のし)、末広(すえひろ)、かつお節、昆布、お酒などを含みます。

結納で贈る品物は百貨店や結婚式場などでセット販売されているので、探してみてはいかがでしょうか。ただし、品目や数は地域で異なるため、両家に確認しておきましょう。

2.婚約記念品を用意する

婚約記念品は、婚約の記念に男性から女性へ贈る品のことです。婚約指輪が代表的ですが、ネックレスやピアスなど、身につけるものを贈っても問題ありません。

3.目録・受書・家族書・親族書を用意する

目録・受書(うけしょ)・家族書・親族書は、結納の受け渡しのときに取り交わします。目録には、結納品の品目や数が記載されています。また、受書には「結納品を確かに受け取りました」という領収書のような役割があります。

家族書には家族の名前と本人の続柄、親族書には親族の名前と本人の続柄を記載しますが、双方を省略したり家族書にまとめて記載したりするケースも少なくありません。

4.結納金を用意する

結納金は、男性側から女性側へ贈るお金のことです。結納金の目安は50~100万円ですが、収入や貯蓄額に応じて無理のない金額にしたり、両親から支援を受けたりする場合もあります。

5.結納の場所や時間を決める

略式結納は、女性側の自宅、ホテルやレストラン、料亭、結婚式場などで行うことが一般的です。また、結納を行う時期は結婚式の3~6ヶ月前とされていますが、状況次第で前後しても問題ありません。

日柄を気にかける場合は、友引や大安、先勝を選びましょう。また、日本では午前中にお祝い事を催す習慣があるため、午後2~3時までの間には終わるように、午前11~12時頃には始めたいところです。

まとめ

結納は、ホテルやレストラン、料亭、結婚式場、女性側の自宅などで行われることが一般的です。大阪の本町にあるレストラン「mitte」には、結納を行える20人まで対応可能な個室がございます。また、自由度が高いレストランウェディングも行えますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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